BLUE DAISY
原発性アルドステロン症患者による、忘れたくない日常を、照らしつづけるための手記。
検査記録

原発性アルドステロン症という病気を知るまで。前編*原発性アルドステロン症患者の日々*

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☻はじめに、私がどのようなきっかけで、


この原発性アルドステロン症という病気が判明したかを書いていきたいと思います。


病気が見つかる直前まで、私は夜勤で肉体労働のバイトをしていました。


最初の頃は特に問題が無かったのですが、


ある時から頭痛・めまいがとにかく頻発して、疲れが抜けなくて


早退して周りに迷惑を掛けることが続きました。


現場の責任者から「体調管理が出来ていない」と怒鳴られることもありました。


確かにそれは間違いなく事実なのですが、


どれだけ気を付けていても全く良くなる兆候が見られない…。


いずれまた復帰は出来る職場だったので、一旦退職することにしました。


そして退職に関する手続きを進めていく中で、大きな変化が現れました。


視野異常です。


テレビを見ているとテロップの一部が黒い点?が邪魔をして見えない


それは明らかにテレビの故障ではなくて私の目の問題でした。


病院は大っ嫌いなので極力行きたくなかったのですが


(今思えばこの病院嫌いな私のせいで病気発覚が大いに遅れました)


目の病気は怖いので、一度診てもらうことに。


最初は近所の眼科に行こうとしていたのですが、


駐車場が狭くて駐車に自信が無い。爆


ただそれだけの理由で、駐車場が広い比較的近くの総合病院に行きました。


朝イチに行きましたが、紹介状や予約は勿論なかったので


めちゃくちゃ待ちました。4時間くらいかなぁ。


普段眼科に行くこともなかったので、総合病院の眼科の混雑具合にとにかくびっくり。


途中何度も診察キャンセルして地元の眼科に行こうか悩んだくらいでした。


目の検査をして診察室に呼ばれるまで待っている間に看護師さんが来て


「血圧計ってもらってもいいですか?」と。


今まで血圧なんてまともに計ったことがなくて(健康診断以外で)


えええ何で血圧???と思いながら測定。


するとですね。


238/185


…え?


(脈は忘れましたが恐らく100は超えていたと思います)


今まで見たことのない数字に固まる私。


過去に脳梗塞で緊急入院になった時の母の血圧が上が240だったのを知っていたので


…え?私相当やばいんじゃない?ってかなりパニック。


看護師さんが「結果出ました~?」って優しく来てくれたのですが


看護師さんもその数値を見て絶句


「こういうの慣れてないので高く出ちゃったんですかね~」って適当に聞いちゃったけど


「緊張する人はいるけど普通ここまで高くならないよ」


と、ただならぬ雰囲気。


診察室に呼ばれてから先生に言われた言葉が


「眼底出血が起きています。相当見えていなかったはずですが、どうしてここまで放っておいたんですか!」


と。最初にめちゃくちゃ怒られました。


飛蚊症とか疲れ目で目が霞んで見える程度だと思っていたので


まさかの展開。頭がついてこない


「今まで健康診断は受けて来なかったんですか?異常なかったんですか?」


と聞かれましたが、


健康診断をやっていたのは独身時代のみで、


結婚してからはずっとアルバイトだったので会社で健康診断を受ける機会はなくて


実は5年以上調べていませんでした。


ですので、いつからこんなに血圧が上がってしまったのかは正直分かりません。


ただ、過去に計った時は二十歳くらいの頃から大体140/110くらいだったので、


元々高めではありました。


一通り調べて、眼科として治療出来るものは何もなくて、


内科の治療を進めていけばいずれ眼底出血は治まっていくだろうとの事。


そこから内科へ紹介状を書いてもらい、翌日から検査が始まっていきました。


ちなみに、現在は眼底出血は完全に消失していて


眼科としての治療は終了しております☻


ですが、今までのことがあるので半年に一度


眼科の定期健診を予約して受診を続けています☆


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管理者とら
原発性アルドステロン症患者。30代。ゆるく色々更新していきます☻
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