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原発性アルドステロン症患者による、忘れたくない日常を、照らしつづけるための手記。
検査記録

確定診断後~AVSに至るまでの検査*原発性アルドステロン症患者の日々*

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☻転院してからは紹介外来で少しの間お世話になりました。


転院先の先生は原発性アルドステロン症の専門医。


最初に問診をして、この先手術希望の旨を先生に伝えました。


主治医の先生が書いて頂いた紹介状を一通り読んで一言。


「とらさんの数値だと片側病変じゃなくて両側過形成だと思うよ。」


…えええええ?


て事は手術できないって事!?!?!?


話によると、片側病変の場合は数字がもっと大変らしい(語彙力)。


でも、もしかしたら片側の可能性もゼロではないから


一応、予定通り副腎静脈サンプリングに進むことに。


副腎静脈サンプリング(AVS)は2泊3日の入院でやるので


入院予定日を決めて、その後はAVSに必要な検査をする為に色々準備をしました。


転院先で基本的な検査をして、後日改めてACTH負荷試験副腎造影CT


このACTH負荷試験と副腎造影CTの検査結果は頂いていないので詳細は分かりません。


そして、どんな内容だったかもしっかり記録していなかったのでちょっとあやふやな部分もありますが、


色んなところを検索してもあまりこういった内容が出てこないので


書ける範囲で書いていこうと思います。


ACTH負荷試験(で合っている?)は空いている診察室を利用してやるんだろうなぁ~


と呑気に待合で待っていたのですが、


看護師さんに呼ばれて行った場所はなんとER(救急救命)室


最初は「こんな場所をお借りしちゃって大丈夫なのかなぁ?」と思いましたが


後の負荷試験のやり方が思った以上にエグかったので納得しました…。


安静採血でしたが、完全に眠るのはNG 。穏やかな音楽を聴く程度は許されました。


(ER室で完全無音状態とか耐えられないので…さすがに)


確か2~3時間くらいの負荷試験だったと思います。


負荷試験の間は絶えず採血をされ続けて、


それに加えて血液が凝固しないように点滴もしていました。


確か30分おきに看護師さんが採血をしていました。


途中で先生が来て注射をしました。


が、何の注射かは分かりません


「もし心臓がバクバクしたらすぐ言ってね~」と言われて打たれました。


その後危険な感じも無かったので、先生は退室して看護師さんのみが残る状態に戻りました。


でも本音を言うとその後30分くらいは少し気分が悪かったです。


(耐えられないほどでは無かったので特に何も申告はしませんでした)


でも…あの時打った注射は一体何だったのか。


その後の造影CTで必要な注射だったのか、負荷試験に必要だった注射なのか。


答えは今も謎のままです。


終わった事だけど何をしていたのかが気になる~!(笑)


そして負荷試験が終わった後は副腎造影CT 。


ACTH負荷試験を終えてER室を出てひとりテコテコ歩いて行ったのですが、


周りの外来患者さんたちにめちゃくちゃ見られるよね。笑


ER室から出てきたのにどう見ても怪我も病気もしてなくて付き添いも居なかったからね。


そして副腎造影CT 。検査着に着替えて呼ばれるをしばらく待ちました。


造影剤を打つのも人生初。説明を聞いてる限り副作用が結構ある?


えーーーーーなんかめちゃくちゃ怖いんだけど!!!!!


…と思いながら造影剤を打つときになったんだけど、


どう見てもベテランぽい女性に


「あなた造影剤は初めて?分からないし緊張するわよね~大丈夫よ~」


と和ませてくれました。


その後CTでしたが、そんなに気分が悪くなることもなく


(胃がちょくちょくカァーっと熱くなると感じる時はありました)


常にスタッフの方が親切に体調などを気にして下さったので


比較的安心して副腎造影CTを終えることが出来ました。


その後に大きな体調変化はありませんでしたが、


ちょっと気分が悪かったので帰宅してからはずっとその日は寝ていました。


そしてこの期間のお薬事情ですが、


当初のまま降圧剤AとBを服用し続けていました。


転院先の病院はAVS期間も含めて薬の処方が全くなかったので


もともとお世話になっている総合病院で処方してもらいました。


確定診断があったからってすぐにアルドステロン拮抗薬を処方される訳ではありませんでした。


AVSが終わったら主治医の先生のところに戻る予定でいたので、


退院してAVSの結果を聞いてから元の病院での外来予約まで


約1ヶ月分の薬をまとめて処方してもらいました。


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管理者とら
原発性アルドステロン症患者。30代。ゆるく色々更新していきます☻
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