☻内分泌内科に移ってから早速負荷試験の日々が始まりました。
最初にやったのはカプトプリル負荷試験。
実施方法は
・カプトプリル50mg相当を服用。
・カプトプリル服用前・服用後60分後・90分後に採血
・判定基準はARR(60分または90分) > 200
結論から言うと、今までやってきた負荷試験の中でいちばん楽でしたが、
病院で負荷試験なんて人生初。そりゃぁもう不安で不安で。
ちょっと色々あって負荷試験中パニックになってしまって
血圧と脈がまぁーえらい事になってしまいまして。
常に血圧などを計っている機械が危険を知らせる警告音を鳴らしておりました…
終盤になってやっと看護師さんに涙目で訴えて精神的に落ち着かせてもらって
なんとか、なんとか負荷試験終了。
私にとってのパニック要素さえなければ、何てことのない普通の負荷試験でした。
体調面での変化もなかったし、外来の点滴室で寝ているだけで良かったし。
そして後日結果を聞きに行きましたが、結果は【陰性】でした。
・カプトプリル服用前:ARR=392
・カプトプリル服用後60分:ARR=159
・カプトプリル服用後90分:ARR=134
カプトプリル服用後は共に ARR < 200 でした。
その時はとりあえず原発性アルドステロン症である可能性が少し下がった段階で
数ヶ月後に改めて生理食塩水負荷試験を実施する事になりました。
服用後の数値だけ見れば大丈夫だけど、
服用前のARRが392なので、完全に否定し切れる状態でもなかったので。
ですが、私はもう安心しきっておりまして。
自分は原発性アルドステロン症患者ではなく本態性高血圧持ちの人間で、
このまま日常生活に気を付けていれば
いずれ降圧が出来て健康な身体に戻れるものだと思っていました。