BLUE DAISY
忘れたくない日常を、照らしつづけるための手記。
検査記録

原発性アルドステロン症という病気を知るまで。後編*原発性アルドステロン症患者の日々*

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☻眼科でのまさかの結果を聞いた翌日から内科での検査が始まりました。


今度は初めての総合内科。もう雰囲気だけで苦手。帰りたい


最初に血圧だけ測定して待合室で座って呼ばれるのを待っていました。


すると救急外来担当の看護師さんが血相変えて飛んできて


「とらさん?あなた内科じゃなくて循環器内科で診てもらうよ!私が案内するから一緒について来て!」


と言われ、カルテを回収されて看護師さんと循環器内科がある別の外来棟へ。


しばらく経ってから診察室に呼ばれて、これまでの経緯をまた話しました。


でも、その日はまだ病名が確定していないので薬の処方は無し


てっきり降圧剤を処方されるのだとばかり思っていたので拍子抜け。


診察後に尿検査・採血・胸部レントゲン・心臓エコー・腎臓エコーをしました(確か…恐らく)


結果は1週間後だったので、その日は検査だけして帰りました。


この日の採血で初めて安静採血を経験しました。


が、お隣が熱中症の患者さんでわりと騒がしくて(当時は真夏でした)


果たして私の採血結果は安静状態(?)になっていたのだろうか…と謎でした。


それから1週間はほんとに長くて生きた心地がしなくて。


検査内容的に、私はもう重度の心臓病か腎臓病だと覚悟を決めていました。


検査結果を聞きに行った当日はもうずっと手が震えてて。


予約の時間になっても全然呼ばれなくてかえって不安になって怖くて。


こういう時に付き添いが居てくれたら心強かったんだろうなぁ。


そして診察室に入ると、循環器内科の先生は何だか険しい表情。


え…本当にもう死ぬんだなぁ。と覚悟していました(いや本当に)


そこで聞いた結果は


「検査の結果、心臓と腎臓に異常はありませんでした。」


…え???


「ただ、ここの項目を見てもらいたいんだけど…」


と指さされた箇所はスクリーニングの結果。


PAC / PRA 比 > 200


「循環器で診れる部分はもうないから今後は内分泌内科での治療になるからね」

と。


その時に“原発性アルドステロン症の疑いがある”とサラと言われたけれど


まぁ初めて聞く名前だし、気が動転しているから一発で聞き取れるはずもないよねwww


そこから最初は近くの市民病院の内分泌内科に紹介状を書いてもらう流れになるはずだったのですが


ひとりの若くて可愛い看護師さんが


「今日!内分泌内科の〇〇先生出勤されてます!」と!


循環器内科の先生からは、病院内で紹介状を書くか、市民病院に転院のどちらが良いかを聞かれ


迷わず同じ病院内の内分泌内科の先生に診てもらうことを選択しました。


もしそれでも難しければ、その時は市民病院に移ればいい。と考えました。


でも、その内分泌の先生はとてもお忙しいのでもしかしたら予約が取れるのが先になるかもしれない…と言われましたが


ありがたい事に午後の空いた時間で急遽診て頂ける事になりました。


これが今現在の主治医の先生との出会いです。


内分泌内科って何する所?←


もう聞きなれない名称ばかりでもはや知恵熱が出そうだった私。


そんな私に分かりやすく優しくお話して下さいました。


・高血圧での発生頻度は約3~10%(報告により異なる)


原発性アルドステロン症( primary aldosteronism : PA )副腎にアルドステロンを産生する腫瘍ができ、その過剰分泌の結果、腎でのナトリウム・水の再吸収・カリウム排出が促進され、高血圧、低カリウム血症を呈する病気。


・PAの多くは一側性、良性の腫瘍(腫腺)ですが、最近は両側性の例(特発性アルドステロン症)も多くなっている。


(もっとわかりやすい原発性アルドステロン症診療マニュアルより)


この時点では自分が原発性アルドステロン症なのか、それとも特発性アルドステロン症なのかは分からなかったので、


原発性アルドステロン症について主に話を聞きました。


ちなみに私の場合は低カリウム血症ではなかったです(今現在も)。


そして、まだこの時は確定診断ではないので、あくまで“疑い”の状態。


ここからしばらく続く負荷試験についても説明を受けました。


私の病院では


・カブトプリル負荷試験

・生理食塩水負荷試験


を実際にやって、その陽性の場合は後転院という流れになりました。


この先の事はまた順を追って記事にしていきたいと思います。


ずっと抱えていた体調不良は、もしかしたらこの病気が原因だったのかもしれない。


発見してもらえたことにただただ感謝しかありません。


この他に大きな変化は…まだありました。


実はここ数年で数十キロ単位で激太りしました。


皆に驚かれるくらい太りました。


水を飲んでるだけでも太る気がする…と常に夫に話していましたが


今になって思えば、本当に水分を溜め込んでいたから本当だったんだなぁ、と。


激太りの原因も、加齢や正社員→アルバイトになった事で怠けて太ったのだとばかり思っていました。


その後も出会う内科の先生方に「どうして急激に太りだした時点で病院来なかったの!」と酷く怒られましたが、


実際に激太りで内科に来る患者さんってあんまりいなくない???


「最近急激に太ったので診て貰えませんか…?」って言っても門前払いされそうなイメージ。


事実、私の場合はスクリーニング検査が無ければ何も異常が見当たらなかったので


そのまま帰されてたんじゃないかなぁ…?


(コレステロールや血糖値は正常範囲内です)


これが私とPA(以後PAと略す機会が増えます)との出会い。(?)


しばらく検査の日々が続きます。


あ、この日から降圧剤が処方され、初めて処方剤Aを服用し始めることになりました。


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管理者とら
原発性アルドステロン症患者。30代。ゆるく色々更新していきます☻